Blog - 日々のことなど - |
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今年の染めワークショップ
今年もクラシノワ舎さんと、染めWSを開催ました。 今回はセイタカアワダチソウとアカソの2色です。 ミョウバン媒染に加えて、鉄媒染も行い色幅も増えました。
いつも長時間にわたり参加者の皆さんは熱心に作業をしてくださり、それぞれの個性が反映された良い染め物が出来上がります。 お天気にも恵まれ気持ちのよい一日でした。皆様お疲れさまでした〜
やっと一年
広島から実家の長門に帰って一年がたとうとしている。 振り返ると、いろいろ学び、会社での不都合な真実などに苦しめられ、それでも絵を描き長門の自然に癒される一年でした。支えてくれた家族や幼なじみには深く感謝しています。 来年通うことになった倉敷本染手織研究所はどんなところだろうと、思い馳せつつ・・・・
俵山にて
代わり映えのしないある日、地元の近くの俵山に『ロバの本屋』という気になる本屋兼喫茶兼展示スペースがあるという情報を得ました。 早速行ってみると、地元の近くとは思えぬほどよい雰囲気のスペースでした(近いといえども相当山奥なのだが)。 この日は『マスキングテープとmtの本』の出版記念展示&販売をしており、↑のように店主さんお手製の展示スペースに様々なマスキングテープが並んでいました。 古民家を改築したスペースで珍しい本や、いろんなジャンルの作家さんや工房の雑貨が置いてあり、うはうはしつつ、カフェスペースにて手作り天然酵母の丸パンを食しました。これまた素朴で美味。 同行していたE氏とCさんも大満足な一品。 ぜひ長門に来たら行って欲しい穴場ポイントです。
幸福な犬
ああ幸せそうなまるまるとした老犬。 とあるバイク屋さんで出会った、幸せな犬。 ひょんな事故でバイク屋さんに用事ができてしまったが、誰からも愛されるこの老犬に出会えたことで、事故で曇った心が晴らされた。 どこにも安全な場所なんてない。だから、自分たちの手で作っていくしかない。 そう思いながらこのまるまるとした老犬をなでていました。
転居のその後
久しぶりの更新・・・! 長い2ヶ月でした。 仕事をしつつ、制作をし、たまの休みに広島を訪問しています。 今住んでいるところは、ギャラリーや展覧会などの活気は自分で事を起こさない限り存在しないため、多少寂しさもありますが、ここには自分の絵の世界観の原型である自然の様子がうかがえるので、インスピレーションには困りません。 仕事は安月給な上に時間も食うので辛いですが、制作や、仲間との手紙のやりとりによって精神的に救われております。やはり絵と友人は大切にしていかねばならんです。
転居のお知らせ
わたくし、五嶋千絵は今年度の4月から、山口へ転居することになりました。広島からは出ますが、お隣の県ですし、つれあいや友人に会いに来たり、『光の肖像展』の関係で夏頃は頻繁に広島に出現しますので、皆様何卒よろしくお願い致します。 この↑かわいい老犬を庭に見つけたら、それが私の家ですのでいつでも山口に遊びに来てください。目の前が海なので、夏がおすすめです。
ほっこり
夢活(私は就活とは言わない!)の最中、京都・丹後への旅にいつもの輩で行ってきました。 京丹後の山奥にある農家民宿・ほっこりという宿に泊まったのですが、そこにたどり着くまでが長かった・・・。いつものようにK氏の車で向かっていたのですが、ナビに雪で進むこともできないような山道を案内され、案の上車が雪で動かなくなり、みんなで押し戻すはめに。 ほっこりに着く頃にはみんなげっそり。 けれども心配していたオーナーさん夫妻のお出迎えや、その土地で育てた愛情こもった野菜と料理とどぶろくで再び元気を取り戻し、お腹はぽっこり。 しかも、ここは野生のわさびが自生しているほど水が澄んでいるようです。ゆっくり力を入れずにすり下ろすと自然と粘りが出、味は最初に香りと甘み、そして最後に辛さがくるという、チューブのわさびとはまるで違う美味しさでした。 築180年の古民家はゆったりと構え、とっても居心地よかったです。山奥の雪深いところで何かと苦労はあるようでしたが、オーナーさんたちにとっては自然の中で学ぶことも、楽しむことも、出会うことも全てがありがたいことなのだなと思いました。
なごり
学生生活も残りわずか。惜しむ暇もなく、引っ越しの準備と修了制作の仕上げに追われています。 そんな中、私のいとこがついに新たな人生を歩み始めることになりました。 数年ぶりに再会したいとこは、明るく思慮深い立派な女性になっていました。 晴れ姿もまぶしいくらいきれいだったな。 どうかこれから良い家庭を築き上げていくことを願っています。 しかし、キリスト教でもないのに、ロックをやってそうな牧師さんと、銀色で等身大サイズの寸胴な十字架の前で式を挙げることにはとっても違和感ありと感じる私でありました。
ちなみに会場は神戸の北野ホテルという朝食が世界第一位(?)を誇るホテルで、朝食はというと、女子やおしゃれさんにはとっておきなビジュアルの美しさと美味しさでしたが、生粋の日本人舌な私は、米が恋しくなるメニューでした。でもまた食べたい・・・・
美術新人賞『デビュー2013』展
久々に虫写真w お知らせです。 昨年末開かれた月刊美術主催の美術新人賞『デビュー2013』にて私の作品「Sound of silence1」 が入選いたしました。入選者全員の作品とコメント、顔写真が雑誌・月刊美術2013年3月号にて掲載されております。 また、入選者全員の作品展が東京のギャラリーにて開催されますので、気になる方は足を運んでみてください。 会期:2013年3月11日(月)〜16日(土) 会場:フジイ画廊(第1会場)、ギャラリー和田(第2会場)
シロ
今年の幕開けは寂しい出来事から始まった。 私の故郷山口県長門市の実家で一緒に暮らしていた愛犬のシロが、去年の年末に内蔵が弱り突然立てなくなり、年明けの1月5日13:00、眼を開いたまま静かに息絶えた。今年で15歳だった。 病気持ちのノラ犬だったのに、よくここまで生きてくれた。 ぬいぐるみみたいに横たわっていて、死んだように見えなかったが、それでも眼や鼻が乾き落ちくぼみ、やせ細った体が冷たくなっていくのを感じて、もうここにシロの魂がいないことを実感した。 なんだか自分の魂を形成していた一部を失ったような感じだ。 あらためてペットを飼うということが、一つの命を預かり、共に生き、そして最後を見届けるという覚悟のいる行為だと思った。 |